ComfyUI

ComfyUI: 最も強力でモジュール化されたビジュアルAIエンジン

ComfyUIとは？

ComfyUIは、高度なStable Diffusionパイプラインの作成と実行のために設計された、強力でモジュール化されたビジュアルAIエンジンです。グラフ/ノード/フローチャートベースのインターフェースを使用しており、Windows、Linux、macOSでアクセス可能です。

主な機能

• ノード/グラフ/フローチャートインターフェース： コーディングなしで複雑なStable Diffusionワークフローを実験し、作成できます。
• 非同期キューシステム： 変更されたワークフローの部分のみを再実行することで、実行を最適化します。
• スマートメモリ管理： スマートオフロードにより、VRAMが1GBしかないGPUでも大規模モデルを実行できます。
• 広範なモデルサポート：
  • SD1.x、SD2.x（unCLIP）
  • SDXL、SDXL Turbo
  • Stable Cascade
  • SD3およびSD3.5
  • Pixart AlphaおよびSigma
  • AuraFlow, HunyuanDiT, Flux, Lumina Image 2.0, HiDream, Qwen Image, Hunyuan Image 2.1
  • Omnigen 2, Flux Kontext, HiDream E1.1, Qwen Image Edit
  • Stable Video Diffusion, Mochi, LTX-Video, Hunyuan Video, Wan 2.1, Wan 2.2
  • Stable Audio, ACE Step
  • Hunyuan3D 2.0
• 柔軟なロード： スタンドアロンの拡散モデル、VAE、CLIPモデルなど、チェックポイントとsafetensorsをロードします。
• 安全なファイルロード： ckpt、pt、pthなどのファイルの安全なロードを保証します。
• 多様なテクニック： embeddings、textual inversion、LoRAs（regular、locon、loha）、ハイパーネットワークをサポートします。
• ワークフロー統合： 生成されたPNG、WebP、FLACファイルから完全なワークフロー（シード付き）をロードします。
• カスタマイズ可能なノード： Hires fixなどの高度なワークフローを作成するためのノードインターフェース。
• 高度な機能： エリア合成、インペインティング、ControlNet、T2I-Adapter、GLIGEN、モデルマージ、LCMモデル。
• オフライン機能： コアは完全にオフラインで動作し、特に指定がない限りダウンロードは不要です。
• API統合： 外部プロバイダーの有料モデルを使用するためのオプションのAPIノード。
• 構成可能なモデルパス： モデルのカスタム検索パスを設定できます。

ComfyUIの仕組み

ComfyUIは、ノードを接続して複雑なワークフローを作成するビジュアルインターフェースを介して動作します。各ノードは、モデルのロード、テキストのエンコード、画像の生成など、特定のタスクを実行します。データはこれらのノードを流れ、変更されたグラフの部分のみが再実行され、パフォーマンスとリソースの使用率が最適化されます。

ComfyUIの使い方

1. インストール： デスクトップアプリケーション、Windowsポータブルパッケージ、または手動インストールから選択します。
2. モデルの配置： Stable Diffusionのチェックポイントを models/checkpoints ディレクトリに配置します。
3. ComfyUIの実行： Pythonを使用して main.py スクリプトを実行します。

手動インストール

ComfyUIを手動でインストールするには、次の手順に従います。

1. リポジトリのクローン：

   git clone https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI
   cd ComfyUI
   

2. 依存関係のインストール：

   pip install -r requirements.txt
   

3. ComfyUIの実行：

   python main.py
   

ComfyUIを選ぶ理由

• モジュール性： コーディングなしで複雑なStable Diffusionパイプラインを設計および実験できます。
• 効率： スマートメモリ管理と非同期実行を使用して、計算負荷を軽減します。
• 柔軟性： 多くのモデル、テクニック、ハードウェア構成をサポートします。
• カスタマイズ： カスタムノードとワークフローを構築および共有します。

ComfyUIは誰のため？

ComfyUIは、以下の方々を対象に設計されています。

• 複雑なStable Diffusionパイプラインを作成するためのビジュアルインターフェースを必要とするAI愛好家。
• 新しいAIテクニックを実験するためのモジュール式で柔軟なフレームワークを必要とする研究者および開発者。
• AIを使用して画像を生成および操作したいアーティストおよびデザイナー。

リリースプロセス

ComfyUIは毎週のリリースサイクルに従いますが、モデルのリリースまたは重要なコードの更新により変更される場合があります。リリースプロセスには、相互接続された3つのリポジトリが含まれます。

• ComfyUI Core： 安定バージョンをリリースし、デスクトップリリースの基盤として機能します。
• ComfyUI Desktop： 最新の安定コアバージョンを使用して新しいリリースを構築します。
• ComfyUI Frontend： 毎週の更新を受け、今後のコアリリースに向けて機能が凍結されます。

はじめに

デスクトップアプリケーション

WindowsおよびmacOSで利用可能な、最も簡単な開始方法。

Windowsポータブルパッケージ

Windowsで利用可能な、最新のコミットと完全にポータブルなバージョンを入手してください。

手動インストール

すべてのオペレーティングシステムおよびGPUタイプ（NVIDIA、AMD、Intel、Apple Silicon、Ascend）をサポートします。

ワークフローの例

ワークフローの例を見て、ComfyUIで何ができるかを確認してください。

別のUIとComfyUIの間でモデルを共有するには？

モデルの検索パスを設定するには、Configファイルを参照してください。スタンドアロンのWindowsビルドでは、このファイルはComfyUIディレクトリにあります。このファイルの名前をextra_model_paths.yamlに変更し、お気に入りのテキストエディタで編集します。

コミュニティ

• Discord： #helpまたは#feedbackチャンネルを試してください。
• Matrix space： #comfyui_space:matrix.org（Discordのようなものですが、オープンソースです）。

AIワークフローを作成する最適な方法は？

ComfyUIで効果的なAIワークフローを作成するには、明確な目標から始めて、プロセスをより小さく、管理しやすいステップに分解します。ノードベースのインターフェースを利用して、モデルのロード、画像の処理、エフェクトの適用など、さまざまな操作を接続します。さまざまな構成を試し、コミュニティリソースを活用して、インスピレーションとガイダンスを得てください。

TL;DR

ComfyUIは、堅牢でモジュール式、汎用性の高いビジュアルAIエンジンであり、ユーザーに複雑なStable Diffusionパイプラインを生成するためのツールを提供します。ビジュアルベースのグラフ/ノードインターフェースにより、アーティスト、研究者、開発者が同様にアクセスできます。